マスキングで仕上がりが変わります!
塗料がついたら困る所に、あらかじめマスキングテープや新聞紙、ビニールやポリのシートでカバーをすることをマスキングといいます。マスキングしてあれば、まわりに塗料がついて落ちなくなってしまうということもなく、のびのびと塗ることができます。新聞紙やホルツのマスキング商品でていねいに覆ってペイントをきれいに仕上げましょう。
クルマのラインを利用しよう!
ボディパネルの合わせ目やプレスラインを利用
ボディパネルの合わせ目、プレスライン、モールなど、境目がはっきりしている所を利用してマスキングをしましょう。旧塗装色部分と補修ペイント部分ときっちり分けられる所を見つけ塗装の境目を目立たなくしましょう。
パネル単位で補修しよう
できればパーツ(ドアならドア1枚)全体をペイントするのが最適ですが、部分塗装の場合、補修箇所の3~4倍の範囲を目安にしましょう。できるだけ広く空けるようマスキングをしましょう。
バンパーはボカシ範囲を広めにとろう
バンパーのペイントは曲面の場合が多いのできれいにボカシができるようにマスキングをしましょう。ボディとバンパーの合わせ目、プレスラインなど境目がはっきりしているところを利用して広く大きく空けてマスキングをしましょう。
ペイント範囲は広めに!
マスキングテープを使うときのポイント!
ちょっとのスキ間にも塗料は入り込む。完璧にテープを貼ろう。
テープを軽く貼っただけだと、塗料がテープの下に入り込んで、テープをはがしたときに、にじんでしまうことがあります。塗装面との境目の部分は、しっかりと押さえておくことが大切です。
マスキングテープは塗装後、1時間後にはがす。
マスキングテープは塗装が終わったら塗料が乾く前にテープをはがすようにしましょう。塗装面からマスキングテープにかけて塗料を塗ってある所は、塗料が乾くとひとつの塗膜になり、テープをはがすときに塗装面の塗料もはがれてしまうことがあるからです。また、マスキングテープの粘着力は、すぐにはがすように設計されているので、何日も貼ったままにしておくと、はがれにくくなることもあります。
ラインナップ
マスキングテープクレープ
★曲面のマスキングがカンタン!
ライトやフロントグリルなど、クルマは意外と曲線部分が多い。そんな所のマスキングには曲線用テープ。クレープ紙タイプならば曲線と直線どちらもおまかせ。